ひらめきをサポート!クリエイティブ分野におけるAI活用事例

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皆さん、こんにちは。データディレクターを担当している林です。

皆さんは自分の性格を論理的だと思いますか?直観的だと思いますか?
それぞれ別物として切り離して考えるのはナンセンスですが、よく「Aさんは論理的だ」とか「Bさんは直観的だ」と人の思考の癖をどちらかに寄せて表現することもあるかと思います。

ビジネスにおいては論理的思考が重要視されることが多いですが、人が日常生活で論理的思考を使うことは殆どなく98%は直観的に物事を決めているとも言われています。
朝起きたとき、空腹で何を食べようか?ということに対してわざわざ「栄養価の観点では、、、いや費用の観点では、、ウーム、、」と論理的に食べるものを決定する人は殆どいないですよね。(いや、いるかも)

そして、これまでAIの活用シーンは多くの場合、論理的な思考活動を代替するものでした。
製品の異常検知、自動運転、病気の診断、などデータを元に論理・確率・統計を駆使し判断を下すことに人工知能は長けています。

しかし、AIの活用シーンは日々拡大し、人のクリエイティブな活動(直観的な思考活動)をサポートするようなAIの活用事例も多く現れてきました。
本記事ではそういったAI事例をご紹介し、人のクリエイティビティをAIがどう変えていくのか?について記述します。

人のクリエイティブ活動をサポートするAI事例

1. petalica paint


出典:petalica paint

自分が書いた線画にAIが自動で着色をするサービスです。
好みの着色パターンを指定したり、期待通りの着色でない場合も任意の場所に色指定をすることができます。
試しにフリーの塗り絵を投入してみました。


出典:petalica paint

す、すごい。塗り絵のレベルを超えてます、、、。
デザイン、漫画制作の色塗り作業を代替してしまいそうなクオリティですね。

2. logocopy


出典:logocopy

ロゴを作成したい会社の名前、好みのデザイン、入れたいアイコンなどを指定することでロゴデザインを作成してくれるサービスです。
試しに幣部のロゴも作ってもらいました。人工知能の開発をしているチームなので、脳みそのアイコンを選択。我々のビジョンである「Beyond Data with us」を入れてみました。


出典:logocopy

あれ、なにこれかっこいい、、プロのデザイナーが作ったといわれても違和感のない出来です。

3. AIブレストパーク


出典:AIブレストパーク

アイディアやコンセプトのきっかけとなるワードやフレーズを生成するサービスです。
「ビール」と入力すると「原料」「濃い」「ホップ」「クラフトビール」「歴史」と共起語を表示したり、意外な言葉と言葉を接着させたりします。

出典:AIブレストパーク

私が面白いと思ったのは「こんな時○○だったらどう考える?」という視点で発想を刺激する「他人アタマ」機能です。
「作詞家」「ビジネスマン」「主婦」といった違う視点での単語を生成します。自分にはない新たな着眼点が見つかりそうです。

4.感性AIデザイナー


出典:感性AIデザイナー

コンセプトとデザイン元画像を入力することで、画像にあったコンセプトに色を変化してくれるサービスです。
logocopyと異なるのは、コンセプトとなる文章を元に着色をするという点です。
試しに幣部のロゴを投入し、コンセプトを”愛”にしてみました。


出典:感性AIデザイナー

ああ、スゴイ、、、。愛に満ち溢れた色合い、、。
言葉のもつ印象をデザイン、色に反映させるというのは面白い発想ですよね。

5.Amper Music


出典:Amper Music

「クラシック」「90年代ポップ」などのカテゴリを選択し、「幸せ」「陽気な」などの雰囲気を合わせ曲の長さを設定するだけで、作曲をしてくれるサービスです。(しかもなんと著作権フリーです)

曲のコード進行というのは一般的なセオリーがあり、その組み合わせにより「悲しい」「楽しい」「暗い」「明るい」の雰囲気を持たせることができます。
音楽理論という分野があるように、感性で作られているように思われる音楽も、ある一定の理論の上で成り立っているのです。

余談ですが、私は学生時代バンド活動をしており、自分で作詞作曲をした曲でバンドのコンテストに出場していました。
鼻歌を歌ってあ、これいいな!というフレーズを楽譜に落とし込んだだけの音楽理論を完全に無視した曲だったので、コンテストの審査員に「何をしたらこの曲が生まれたのか理解できない」と言われたのが思い出深いです。当時このサービスを使っていれば、あんな言われ方をせずに済んだかもしれないなぁ、、。

人のクリエイティビティを補強するAIの存在

デザイン、言葉、音楽と幅広い分野におけるAIサービスをご紹介しました。
これらをまとめてわかるのは「クリエイティブな活動もある一定の論理の元で成り立っている」ことです。
新しいアイディアが突然ふってくる、「ひらめく」という行為も、無意識のうちに過去の経験や知識の蓄積から意外なもの同士が結合したり、分離したりする瞬間に起こるものです。
例えば、言葉の領域でいくと「睡眠負債」という言葉が新しく生まれたように、新しい価値の創造は意外な言葉と言葉の結合から生まれます。

この「過去の経験から法則を見出す」という行為は、まさしくAIの得意とする分野です。
AIによって生み出されたアイディアのかけらを人間の感性で組み合わせていき、よりクリエイティブなものを生み出す、そんなAIの活用シーンが今後ますます増えるのではないでしょうか。

次回「Amper Musicを使ってデータデザイン部のテーマソングを作ってみた!」でお会いしましょう!それでは!

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WRITER
Maako Hayashi

Maako Hayashi

林   真亜子 Maako Hayashi

AI・データ活用のディレクターを担当。お客様のAI活用のプランニングから プロジェクト推進を支援。 JDLA Deep Learning for GENERAL 2019 #3

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