【突撃社内インタビュー】伐採木採寸AIアプリ開発への道のり(後編)

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こんにちは。データデザイン部でプロモーション業務を担当しております、橘です。

前半の記事【突撃社内インタビュー】伐採木採寸AIアプリ開発への道のり(前編)では、導入前の課題や導入プロセス、その中での苦悩について伺いました。本記事では、導入後の効果やこれからの展望について、インタビュー形式でお届けします。

導入効果

:アプリの導入効果を教えてください

福島:まだ開発段階のため、具体的な業務での数値が出ていないのですが、リーテック様の中で社内稟議の際に約75%現在の業務がカットできるのではないかという試算の数値を出していただいています。

また現在はアプリをご担当者様に試用していただいているところで、撮った画像を図面に落とし込み、調書を作成するという一連の流れは体験いただけているステータスです。改善点はありつつも、今の業務フローと比較して現時点でもかなり作業としては楽になるというお声を頂いています。

導入効果

胸高直径算出~調書作成を自動化することにより、およそ75%の工数削減
システムとして自動化することで、作業者の属人化及び高齢化に対応

 

FJCTだからこそ、できたと思うことはありますか?

福島エンジニアメンバーと共にプロジェクトを進めていく中で、AIの機能を作りこむ前にモックアプリを作成したことが、弊社ならではの進め方だったと思います今回作成したものが、アプリとweb管理画面で、日本リーテック様が操作する必要があるものだったため、アプリのモック(アプリの模型のようなもの)を作成していました。

それがあったことで、アプリやweb管理画面に不要なものや必要なものの検討が開発段階の前にお客様と一緒に検討できたことが、イメージの共有がしやすく、とてもよかったと思います。

 

:これからの展望をお聞かせください

福島他社展開を期待しています。会社のサイトに本プロジェクトについて掲載したときに、アプリを導入したいという企業の方からお声をいただくことがありました。同じような課題を持っている企業様はたくさんいらっしゃると思うので、他社展開して、建設DXに貢献できるサービスになるのではないかと期待しています。

 

:他社展開の展望としては、各企業様のご要望に合わせて個社開発または、アプリを一般化して展開のどちらを考えていますか?

福島:どちらも想定しています。企業様によっては、もっと多くの種類の木を判定や木の判定の範囲の誤差、追加機能などの様々なご要望があると思うので、個社開発のような形になっていくと思います。そして、ゆくゆくは様々な企業様のご要望を踏まえて、網羅的なアプリを開発できれば良いと思いますが、企業間でどれほど業務内容が違うのかをヒアリングしていく必要があると思います。

 

:現場展開に向けて、改善していく点を教えてください。

福島:ちょうどこれから、フェーズ3に入っていくので、直すべきところを修正していくという段階にいます。細かい点ですが、松の種類が何種類かある中で2種類のみを学習させていないのですが、まだ学習させていないものを判定できるように中身を改善していくかどうかや、日のあたりによって、判定内容が変わってしまうことがあるという点の改善、アプリの操作性など、様々な問題点をまとめて、フェーズ3にて修正していく予定です。

 

:現場展開において期待することは何でしょうか?

福島:まず一番は日本リーテック様の伐採調査業務担当の皆さんのご負担が軽くなることを期待します。様々なフィードバックをいただいて、システムの修正を適宜行っていきたいと思います。また、今まで手作業で行っていたものをAIで代替することに抵抗がある現場の方もいらっしゃると思うので、ご負担がかるくなることで、IT化へのポジティブなイメージが広がっていけば良いと考えています。

 

最後に

:AIプロジェクトは途中で止まってしまうこと、頓挫してしまうことが多い中でここまでこれた要因はありますか?

福島:今回は、解決すべき課題が明確であったため、お客様とFJCTでのイメージの共有や、また最初の段階での数値的な試算が出しやすかったことが大きな要因だと感じます。

:最後に、プロジェクトを進めるうえで大切なことは何かを教えてください。

福島お客様とベンダーの役割の相互理解が重要だと思います。ベンダーはお客様の業務が理解できていないと、お客様が求めているものとはかけ離れた使いづらいシステムを作ってしまう恐れがあります。一方で、お客様にもAIがなんでもできるものではないということをご理解いただきながら、現場の業務を効率化する手段としてどう技術を活用していくかを両者で模索していく必要があります。そういった意味で、相互の理解が大切だと感じます。

 

まとめ

本記事では、プロジェクト導入にあたっての苦悩やその道のりをインタビュー形式でお届けしました。AIプロジェクトをご検討中の方のご参考になりましたら幸いです。

また本プロジェクトにご興味をお持ちの方、詳細を知りたいという方がいましたら、是非お気軽にお問い合わせください。

動画のご紹介

以下のオンデマンド配信動画では、今回ご紹介したAIアプリ開発案件のメンバーが「DXの実践事例」や「成功するDXプロジェクトの進め方」について対談形式でお伝えしております。

DXプロジェクトを進める際、どのような課題があるのか、どのように解決すればよいのか、実際に開発に関わったメンバーの生の声を聞くことができますので、こちらもぜひご視聴ください。

日本リーテック×富士通クラウドテクノロジーズ対談ウェビナー
「建設業におけるDXの実践例」

「安全荷役AI フォークバディ」のトライアル提供のご案内

【ニュースリリース】
フォークリフト業務をAIが採点するサービス「安全荷役AI フォークバディ」のトライアル受付を2021年11月16日より開始しました。

本サービスを導入することにより、従来人手で評価を行なっていた運転評価業務が効率化され、大幅な工数削減と事故削減、安全意識の醸成を実現します。 興味のある方はぜひご覧ください。

▼ニュースリリースはこちらから

WRITER

tachibana.kaho

橘   果穂 tachibana.kaho

データデザイン部プロモーション担当。 お客様のデータ活用をご支援しています。

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