《新入社員×先輩社員》新入社員が先輩と1か月働いてみて抱いた印象をクラスター分析してみた

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みなさん、こんにちは。データデザイン部でディレクターを担当している中井です。

2020年度の新入社員が4月に入社して3ヶ月が経ちました。私も4月から弊社で働き始めた新人の1人です。今年度はコロナの影響もあって、テレワーク勤務などイレギュラーなことがたくさんありましたが、コロナも落ち着き始め、規制緩和により徐々に元のワークスタイルに戻っている職場も多いのではないでしょうか。

しかし、いざ出社となると1つ不安なことがあると思います。それは先輩社員の方々とのコミュニケーションです。今までzoomなどでネット上のやり取りは行っていたとしても、直接会って話すとなると話は別!また緊張してしまいませんか?私はそうでした(笑)
先輩社員の方々も、ネット上でのやり取りだけだと新人がどういう印象を自分に抱いているのかいまいちわからないと思います。

そこで、今回は、簡単なデータ分析により、テレワーク期間にオンライン上でしかやり取りをしていない上司の方に対して、新入社員はどういう印象を抱くのか、私がこの1ヶ月の間に感じた先輩方の印象を元に検証しようと思います。(本記事により、自分が先輩方に嫌われないことをただただ祈るばかりです)

用いたデータ

今回の検証に先立って、弊社のデータデザイン部に所属する社員20名の方々との1ヶ月間のリモートワークを通し、それぞれの方に対して私が抱いた印象を印象評価項目として抽出します。また、得た項目をSD法にて5段階で全員に対して評価します。そのデータを用いて、今回はクラスター分析により、私が皆さんをどのように思っているのか解明していきます。

印象評価項目は計20種類の項目を抽出しております。また、以降の内容では先輩社員20名はそれぞれアルファベットA~Tと称して匿名化しております。

印象評価データの例(数値は良く当てはまる=5 ~ 全く当てはまらない=1)

この表のように、私が先輩社員の方々に抱いた印象を印象項目別に5段階で評価・抽出しました。

評価項目\先輩社員 Aさん Bさん Cさん ・・・
優しい 4 4 2 ・・・
面白い 4 5 1 ・・・
話しやすい 3 5 2 ・・・
緊張した 2 1 5 ・・・
・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・

分析手法について

今回用いるクラスター分析の分類形式は、階層的方法です。理由としては、今回データの対象数が多くないため得られる樹形図から、分類の過程でクラスターがどのように結合しているのかが確認しやすいためです。また、分類に用いる距離はユークリッド距離、クラスター間の距離測定法はウォード法を採用します。

結果

クラスター分析をし、得た樹形図の結果は以下のようになりました。

まず、横軸の閾値(Threshold)を11でグラフを見てみると、水色の4つのグループに分かれます。各グループについて考察をまとめると、

  • 緑のグループの特徴は、話しが上手く面白い印象
  • 赤のグループの特徴は、話すときに身構えてしまう
  • 水色のグループの特徴は、好感が高い
  • 紫のグループの特徴は、寡黙な印象を抱く

となりました。

それぞれのグループ内でさらに細かく見ていきます。(閾値は7くらいです)
緑のグループはA, BとC, D, Eの2つのグループに分かれます。前者は、「第1印象から面白い方」、後者は「話すにつれて面白い方」と考察出来ました。

赤のグループはF, GとH, IとJ, K, Lの3つのグループに分かれます。3つのグループはそれぞれ「役職に対して」、「どうコミュニケーションを取ろうか」、「数回コミュニケーションでのやり取りをしているのに」身構えてしまうと考察出来ました。

水色のグループはMとN, OとP, Qの3つのグループに分かれます。3つのグループはそれぞれ「雰囲気」、「第一印象」、「コミュニケーションを重ねて」高い好感を抱いていると考察できました。
紫のグループはRとS, Tの2つのグループに分かれます。前者は、「話してみると面白い方」、後者は「やり取りをする時の印象が良い(笑顔や雰囲気など)」と考察出来ました。

この結果をもとに意見を述べるとすると、「皆さん、私は水色のグループの方のような振る舞いをすると好感を抱きますよ!」や「赤のグループの方は私にもっと優しくしてください!!」となるのでしょうか?(笑)
答えはNOだと思います。私としては、今回の分析により誰に対してどういう印象を抱いていてその要因は何なのか把握できたので、これからのコミュニケーションに活かしていくことが最適だと思いました。

また、上司の方々はこういった新人の心象を知りうる機会は少ないのではないでしょうか?このように他己からの評価により自分を理解するというのはいい上司になるために必要なことだと思います。それにより、職場で良好な関係を築き上げていくことができ、業務も円滑に取り組むことができると思います。

まとめ

今回は、私個人がこの1ヶ月弊社のデータデザイン部に所属する先輩社員20名の方とリモートワーク環境で働いていてどういう印象を抱いたのか明らかにしました。
また、今回の検証を総じた所感としては、皆さん感じる要因は違えど話しやすい印象があるなと思いました。この結果から弊社で働く社員の人となりが少しは感じ取ることが出来たでしょうか?
このように、簡単なデータ分析により対象人物の心理的な部分を明らかにしていくことが可能なのです!

私はこの記事で自分の心理が明らかになったことで、次からどう先輩と接していこうか頭を抱えております。(なので、データを匿名にして考察しました。私にはまだ先輩を堂々と評価する度胸は皆無です、はい)
でも、よく考えたらテレワークだから直接会うことはないのでノープロブレムなのかな?(笑)
最後に一言言うと、弊社の先輩社員の方々は全員優しくて頼りになる素晴らしい方々です。

本記事を読み、弊社社員の人柄に何か感じるものがありましたら、是非その先輩方が執筆されている他のブログもご覧ください。

また、弊社が提供する事業にご興味がございましたら、ぜひこちらからお問い合わせください。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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WRITER
Kotaro Nakai

Kotaro Nakai

中井   康太郎 Kotaro Nakai

2020年4月に富士通クラウドテクノロジーズ株式会社に入社し、ビジネスデザイン本部データデザイン部にてディレクター職の業務を日々勉強中。 学生時代は、CM視聴による消費者の購入意向の推移、サッカーの試合で抽出された選手のプレー・トラッキングデータを用いた時系列データ解析を研究していた。

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