コロナ影響が夜間光で見られる!?~臨時休園中のディズニーランドを衛星データで見てみた~

このエントリーをはてなブックマークに追加

みなさん、こんにちは。弊社データデザイン部データサイエンティストの深町です。
今回から、「夜間光で見てみた」と題しまして、夜間の経済活動を示す夜間光データでいろいろなエリアを見ていきたいと思います。

新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛により、さまざまな施設が休業したりテレワーク主体になったりと、私たちの暮らしに大きな変化がありました。
今回は、弊社がご提供している、分析のために加工された夜間光データ「Starflake nightview」を用いて、臨時休園中の東京ディズニーランドの夜間光変化を見てみたいと思います。

夜間光データの抽出

抽出データの場所

東京ディズニーランド全域の夜間光データを抽出します。

抽出データの日付け

東京ディズニーランドは2020年2月29日(土)から現在(本ブログ執筆時2020年5月)まで休園しています。
昨年との比較を行うため、

  • 2019年データ(昨年):2019年1月~2019年4月
  • 2020年データ(今年):2020年1月~2020年4月

のデータを抽出します。

解析方法

抽出したデータを250メートルメッシュごとに解析していきます。
各メッシュそれぞれで、1月~4月の夜間光の月ごとの平均値を求めました。

解析結果

パーク内は景観に配慮しているためか、元から夜間光がそこまで高くありません。
そのため、昨年と比べて大きな差が見られるエリアは少ないのですが、その中でも、臨時休園後の3月・4月の夜間光が昨年よりも顕著に低いエリアを見つけました。

このエリアを地図で見ると、ディズニーランドの入口で、ワールドバザール辺りだと分かります。お土産屋さんが多く、パークの中でもひときわ明るいエリアですね。

青枠内が今回の解析結果のエリア

 

このエリアの解析結果をグラフにしてみます。

青枠エリアの夜間光の月ごとの平均値(1月~4月)

 

臨時休園前の1月・2月は、2019年-2020年のデータにそこまで変化はありませんが、臨時休園後の3月・4月では2020年の夜間光が低くなっていることが分かりました。

 

お土産屋さんの多いワールドバザールがあるこのエリアで、夜間光の変化が見られる理由を考察してみました。
ディズニーランドは年中無休です。臨時休園前までは、お店の商品の補充などを閉園後や、開園前に行っていたことが考えられます。臨時休園になったことで、夜間に行われていた補充作業などが行われなくなり消灯しているのではないでしょうか?

まとめ

今回は夜間光を用いて、臨時休園中の東京ディズニーランドを見てみました。
今回解析したエリアのように、駅や電光掲示板などの定常的な光源のないエリアでは、夜間光を用いて新型コロナウイルスによる夜間の経済活動への影響を見ることができるのではないでしょうか?
事態が収束したら、自分の目でディズニーランドの夜間光を見たいですね!

次回も夜間光を通していろいろなエリアを見ていきたいと思います。

Starflake資料ダウンロード

貴社が抱える事業課題や経営戦略に、当社独自の人工衛星画像データ加工サービスがお役に立てるか、この機会にぜひご検討ください。
こちらからStarflakeのPDF資料をご案内いたします。

ダウンロードする

WRITER
Yuka Fukamachi

データサイエンティスト

深町 侑加Yuka Fukamachi

AI・データ活用プロジェクトにて、前処理からモデリングまでのデータサイエンスを担当。 JDLA Deep Learning for GENERAL 2019 #2

最新記事

ページTOPへ