判定システム画面をご紹介!

フォークリフト操作の評価作業を
AI判定システムでサポート

ドライブレコーダー映像(以下ドラレコ映像)評価業務

これまでドラレコ映像を目視ですべて見て評価していたが、AIが危険操作をハイライトすることで危険操作シーンのみを注視できる仕組みになり工数を大幅に削減!

フォークリフト乗務員への安全操作指導

これまで評価者の目線で評価されていたが、AIがドラレコ動画上に判断根拠を提示できるため、より客観的な評価が行われ、納得感の高い指導を行うことが可能!

インタビュー

~サントリーロジスティクスが導入したフォークリフト操作の安全判定AIシステム、開発への軌跡~

どのようにプロジェクトを進めたのか?どのような苦労があったのか?
現場へは浸透しているのか?
これまでの課題やAIを活用したシステム開発の苦労、今後の展望について詳しくお聞きしました。

インタビュー相手
サントリーロジスティクス株式会社 理事 安全推進部長 小玉 光志様
サントリーロジスティクス株式会社 安全推進部 担当部長 鵜川 誠様

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プロジェクトの流れ

労働災害のうち、フォークリフト起因の事故は多く、その数は増加傾向にあります。サントリーロジスティクス株式会社様ではフォークリフトによる労働災害防⽌のためドラレコを導⼊し、年2回数百名分のドラレコ映像の点検を⾏っていました。しかし、この評価業務に膨⼤な時間がかかるため、疲労による目視確認での見落としや、評価の均一化のための労力が課題となっていました。

サントリーロジティクス様の安全運転推進のための業務フロー

  1. フォークリフトの操作の様子を
    ドラレコにて撮影

    フォークリフト天井部分に
    ドラレコを設置し、
    乗務員や車体全体を撮影

  2. 人が目視で映像を確認し、
    評価を付ける

    課題評価業務にかかる莫大な工数
    (年間500時間程)
    目視確認による見落としや評価のバラ付き

  3. フォークリフト乗務員に評価を
    フィードバックし
    安全操作指導を行う

    適切な指導を行い、安心・安全な
    フォークリフト操作へとつなげる

そこで、富士通クラウドテクノロジーズ株式会社ではドラレコ映像をAI解析、評価を支援するシステムを作成することで、安全操作評価業務の効率化を図りました。

課題解決に向けて

  1. 課題

    安全操作評価における
    ⽬視確認での⾒落としや、均⼀な評価

  2. 導入

    • ドラレコ映像をもとにフォークリフトの「走行状態」「乗務員の乗車状態」「爪(フォーク)の昇降状態」といった3つの状態を判定
    • それらを組み合わせることで、「ながら操作」「静止確認不足」「一時停止確認不足」※といった危険操作シーンを検知
    • 危険操作シーンのみをダイジェストで確認できるシステムを開発
    システムイメージ

    ながら操作:フォークリフトが走行したままの状態で爪(フォーク)を操作する動作を指す。
    静止確認:フォークリフトが爪に貨物を乗せる際に停止を行い、貨物の揺れが収まっていることを確認することを指す。
    一時停止確認:停止線などで一時停止を確認することを指す。
    例えば、フォークリフトが走行状態かつ爪を昇降させている状態の時に、「ながら操作」といった危険操作を行っていると判定をする。

  3. 効果

    • およそ50%の評価業務工数が削減
    • 均一な評価を実現
    • 安全操作評価業務の属人化を防ぐ

    乗務員によるセルフチェックへの活用も

システムイメージ

ながら操作:フォークリフトが走行したままの状態で爪(フォーク)を操作する動作を指す。
静止確認:フォークリフトが爪に貨物を乗せる際に停止を行い、貨物の揺れが収まっていることを確認することを指す。
一時停止確認:停止線などで一時停止を確認することを指す。
例えば、フォークリフトが走行状態かつ爪を昇降させている状態の時に、「ながら操作」といった危険操作を行っていると判定をする。

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事例に関するご質問

安全操作評価業務とは?
物流業界では、荷役作業中の労働災害のうち、多数がフォークリフトに起因するもので、フォークリフト乗務員を含めた労働者の死亡事故が毎年発生しています。
そこで厚生労働省は、フォークリフトの乗務員などが行う荷役作業における労働災害の防止を目的として、2013年に「陸上貨物運送事業における荷役作業の安全対策ガイドライン」を策定しました。
サントリーロジスティクス様はこのガイドラインに従い、倉庫オペレーション業務における災害防止を目的にドラレコを導入し、フォークリフト操作の確認および評価業務による安全・安心な業務を推進しています。
安全操作評価業務とは、ドライブレコーダーで撮影した映像を、評価者が目視で点検・評価し、フォークリフト乗務員にフィードバックする業務のことです。
安全操作評価サポートAIとは?
フォークリフトに設置したドラレコ映像をもとに、乗務員が安全操作をしているかどうかの評価付けの業務をサポートするAIです。
安全操作評価サポートAIの導入による効果は?
工数削減: 安全操作評価業務のうち、従来比約50パーセントの削減効果があります。
品質向上: 長時間映像を確認することで生じる疲労や評価のブレ、見落としを削減できます。
業務の非属人化: 人間の経験や勘に依存しない安全操作評価を実現します。
評価を受ける乗務員の納得感向上: なぜ危険な操作なのか?の検知根拠が示されるため、適切なフィードバックを得られるようになります。
どのようなデータを用いて解析を行っているか?
フォークリフトの天井位置に設置した、360°カメラが搭載されたドラレコ映像を用いています。
どんな危険シーンを検知できるのか?
・爪(フォーク)を動かしながら走行をする「ながら操作」
・フォークリフトが爪に貨物を乗せる際に停止を行い、貨物の揺れが収まっていることを確認する「静止確認」
・停止線などで一時停止を確認する「一時停止確認」
上記以外にも、様々な危険シーンを検知すべく日々エンハンス中です。
安全係数とは?
100%を最大としたどれくらい安全であるかの指標です。サントリーロジスティクス様と共同で考案しました。
競合の動向は?ほかに似たよう取り組みはあるか?
映像をもとに「ながら操作」などのフォークリフト特有の危険を検知する技術は業界初であり、特許を出願中です 。
評価業務をAIによって完全自動化できないのか?また、完全自動化をしない理由は何か?
評価はAIによる完全自動化はせず、最終的な評価には人の目視による判断が必要となります。
評価を付けることだけが目的なのではなく、納得感のある適切なフィードバックにより、乗務員のフォークリフト操作レベルを向上させ、事故を未然に防ぐことがこのシステムの目的です。
倉庫内でのフォークリフトを用いた業務には、シチュエーションに合わせて柔軟な判断が求められる場面が多いです。人間にしかできない柔軟な判断が求められる場面にも対応するため、完全自動化ではなく評価する人をサポートする仕組みになっております。
プロジェクトの今後の展開は?
危険シーンの検知の精度向上や、検知できるシーンの種類の拡充などを予定しています。

サービスのご案内

サントリーロジスティクス様と開発した「安全操作評価サポートAI」を元に
「安全荷役AI フォークバディ」のトライアル提供を開始しました。
これは、フォークリフトを起因とする労災事故・物損事故の削減のため
AIを用いて「フォークリフト操作の評価業務効率化」「評価結果の効果的なフィードバック」を実現するサービスです。
現在、本サービスの「トライアル提供」について申込を受付中です。
ご興味を持たれましたら、まずは下記より資料をダウンロードしてください。

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